
はじめに 〜TIGORAってどんなブランド?〜
ティゴラ(TIGORA)とは、アルペングループのプライベートブランドで、高機能なスポーツウェアをリーズナブルな価格で展開するブランドです。Innovation(革新性)、Sophistication(洗練された)、High performance(高性能)をキーワードに、スポーツシーンからタウンユースまで幅広いアイテムを提供しています。
最近ではBEAMSとのコラボなどでも話題ですが、実はシューズラインもかなり侮れない存在です。
「でもプライベートブランドってどうなの?」
「1万円以下のランニングシューズって、ぶっちゃけ使えるの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、今回はTIGORAのランニングシューズFT5/36(エフティーファイブごーさんろく)を実際に履いて走ってレビューしてみました!
開封レビュー 〜見た目・質感・機能性をチェック〜
「TIGORA FT5/36」シリーズ。
箱を開けるとまず感じたのが、見た目のゴツさと造りの良さ。価格は約9,999円と控えめなのに、アッパー素材やソールの厚みがしっかりしていて安っぽさがありません。
- カラー:シンプルで街履きもできるデザイン
- アッパー:メッシュ素材で通気性抜群
- ソール:厚底EVA素材、しっかりとしたクッション感
- 重さ:実測で約260g(27.0cm)
機能的には反発性・クッション性・安定性をうたっていて、フルマラソンや駅伝を目指すランナー向けとのこと。

実走レビュー 〜街ラン&トラックでテスト〜
実際に10kmほど走ってみました!
走ったシチュエーションは、以下の通り:
- 距離:10km(ロード5km+公園のトラック5km)
- ペース:6:30/km → 4:15/kmビルドアップ
- 気温:25℃(晴れ)
良かった点:
- クッションがしっかりしており、膝への負担が少ない
- 足が自然に前に出る感覚(ロッカー構造のおかげ?)
- 踵のホールド感も悪くなく安定性もある為、怪我をしにくい
- 走り終わった後の疲労感が少ない(気がする)
気になった点:
- ソールがやや柔らかめなので、スピード練習には不向き
- 雨天ではグリップが弱く感じる可能性あり
- (個人的に)5:30/㎞を越えた辺りからクッションの沈み込みが気になり、スピードが出にくい
初心者〜中級ランナーの日々のジョグ、LSD(ロングスローディスタンス)にぴったりのシューズです。
他社製品との比較 〜ナイキやアシックスとどう違う?〜
ブランド | モデル名 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|
TIGORA | FT5/36 | ¥9,999 | 厚底・軽量・柔らかめ |
NIKE | ペガサス | ¥16,500 | バランス型・反発やや強め |
ASICS | GEL-KAYANO | ¥22,000 | クッション性強い・重量あり |
価格と機能のバランスを考えると、TIGORAはかなりコスパ優秀。
「月間100km前後走るけど
、シューズに1万円以上はちょっと…」という人にベストマッチです。
まとめ 〜こんな人におすすめ〜
TIGORAランニングシューズは、こんな人におすすめ!
✅ 週2〜3回のジョグを無理なく続けたいランナー
✅ コスパ重視だけど機能は妥協したくない人
✅ 厚底デビューしたい人(でもナイキやアシックスは高い!と思っている方)
逆に、ガチのスピード練習やレース本番を想定する方には、もうワンランク上のシューズが合っているかもしれません。
✍️あとがき
TIGORAは「なんとなく量販店のPB」というイメージがあるかもしれませんが、実際に使ってみると驚くほど実用的かつコスパ良好なブランド。
お金をかけすぎず、ウェアや補強アイテムにも予算を回したいという方にはかなりおすすめできます!
それと「TIGORA FT5/36」ぱっと見なんと読むかわかりにくい。ブランド名の読みが直感的に分かりづらい上に、
ナイキやアシックスなどのような略称や通称(アルファ、ペガサス、メタetc…)が浸透していない点は、ブランドの浸透がしない点なのかなぁと感じます。
ここまで読んでくれてありがとうございました。

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