汗をかいて臭うTシャツ、ムワっとくる靴のにおい、むれたキャップのにおい…勘弁してほしいですよね。汗をかくのは仕方ない事ですが、におい対策はきちんとしたいところ。
ランニングウェア、シューズ、キャップそれぞれのにおい対策をご紹介していきます。
においの原因とは
そもそも何故不快なにおいが発生するのか、その原因は繊維に蓄積した皮脂や「雑菌」が汗の水分によって発生します。新品のウェアやシューズは汗をかいてもそこまでニオイは気になりませんが、使い込んでいくと徐々に臭い出します。
適切なケアをすることで臭いの発生を極力抑えることは出来るので、きちんとやって行きましょう。
ランニングウェアのニオイ対策
柔軟剤はNG
まず一番に守って頂きたいのが洗剤や漂白などの前にコレ!ランニング系のウェアやスパッツを洗う際は柔軟剤は使わないようにしましょう。というのも柔軟剤は繊維をコーティングするものでランニングウェアの特性とも言える吸汗速乾性が失われてしまう結果になります。さらに繊維が詰まり菌の繁殖や増殖にもつながります。
サポートタイツもせっかくピタッと強制しサポートしてくれるものなのに「柔軟」になってしまっては本末転倒です。ランニングウェアとして身に着けるものに柔軟剤は絶対にオススメできません。
まずは菌の繁殖増殖に注意しましょう
まずは使用後は洗濯カゴに放置せず、すぐに洗うようにしましょう。時間が経つほどに菌はどんどん繁殖していき洗濯だけでは洗い落とせなくなります。
スポーツウェアに使用されているポリエステル素材は、普段着に多い綿などと比べると繊維の密度が粗い(たくさんの小さい穴が開いてるイメージです)ので、通気性が良くなり吸汗速乾に優れています。しかし逆にそこに菌が入り込み繁殖しやすくなってしまうのです。
洗濯の仕方
具体的な予防策としては、消臭除菌効果のある洗剤や普段の衣料用洗剤に漂白剤を合わせて使って洗うことをオススメします。
さらににおいを防ぐ殺菌効果のある方法として、つけ置きやの方法があります。
・つけ置きの仕方
①漂白剤を40度のお湯に混ぜ、30分~1時間ほど衣類をつける
②衣類をすすぎ、通常の洗濯をおこなう
注意点:衣類についている洗濯表示タグに漂白可能か確認して下さい。酸素系漂白剤を使って下さい。塩素系は漂白が強い分、繊維を大きく痛めたり色落ちしてしまう可能性があります。
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シューズのニオイ対策
ランニングシューズもウェア同様に足の汗に細菌が反応しニオイが発生し臭くなります。
ランニングシューズの洗い方
①バケツなどの入れ物に水やぬるま湯をはり、洗剤を混ぜる。
②汚れが気になる場合は1時間ほどつけ置きする
③ブラシを使い汚れを落とす。
④靴をよくすすぎ、洗剤を洗い流す。
⑤風通しの良い日陰で干す。(天日干しは乾きは早いですが色あせや靴の変形に繋がるのでやめましょう!)
注意点:靴を干す際、天日干しは乾きは早いですが色あせや靴の変形に繋がるのでやめましょう!コインランドリーやクリーニング屋さんにあるスニーカー丸洗いは汚れ落ちは良いですが、ランニングシューズにおいては機能性や変形に繋がる恐れがある為、個人的にあまりオススメしません。
キャップのニオイ対策
ランニングキャップも通気性は良くとも頭皮や皮脂からの汚れや汗などによって黄ばみ汚れになったり菌の繁殖で臭ったりします。
ランニングキャップの洗い方
基本的には手洗いをオススメしてます。汚れた箇所を優しく押し洗いするようにして、すすいだ後に日干しするのが良いと思います。
また手洗いが面倒な人もいると思います。ランニングキャップは柔らかい素材で作られているので、ネットに入れてオシャレ着洗いなど帽子に負担のかからない洗い方をしても良いと思います。
靴と違いランニングキャップは天日干しでも問題ないと思います。日光は殺菌効果や消臭効果もあるので汗臭さをキレイに取り除くことが出来ます。白系以外の色付きのキャップに関しては色落ちの可能性もある為、室内干しでもいいかもしれません。
まとめ
さてウェア・靴・帽子、ランニングをする際のアイテムとして特にニオイの気になる3点の対策方法を紹介してきました。大事なのは1に除菌で2に抗菌3.4で滅菌5で殺菌ってほどに菌との戦いです。〇イオハザードのTウィルス並に繁殖しやすく強敵な相手です。予防と対策をきちんとして菌を撃退しましょう。そして快適なランニングライフを充実させて行って下さい。
しかし洗濯やつけ置き、さらには煮沸消毒などをしても経年劣化により完璧にニオイ菌を抑えることはだんだんと難しくなって行きます。そうなった際はやはり買い替え時になりますので新しいお気に入りを見つけましょうね。
おまけ
臭い
ニオイ
におい
色々な表記をしましたが書いてる時のイメージで変換してさせてもらいました。イメージとしては
臭い>>ニオイ>におい
みたいな感じです(笑)
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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